数々のスポーツ障害、故障、頚椎症、尿漏れ神経因性膀胱と付き合いながら頑張っています。
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あの日、突然おしっこがでなくなるという尿閉に見舞われて以来。
かれこれもう数年、救急病院で、そして定期的な入れ替えで幾度も 激痛に苦しみながら挿入、抜去を繰り替えされた尿道のバルーンカテーテル。 痛いやら、恥ずかしいやら、情けないやら、、そして留置中はひたすら違和感との戦い。 自己導尿に移行してからも、頻回の導尿が難しい仕事中やイベント時、はたまたカテが巧く入らず緊急バルーン挿入など、結局バルーンカテーテルとは縁が切れず、定期通院での入れ替え、処方を受けてるのが現状です。 とは言え、日常生活上必須な消耗品ですから、病院では毎回の在宅自己導尿指導管理料を含めて7000円近くかかってしまうため、一部は自費購入をせざるを得ません。 はじめて入れられた18Frから現在使用している12Frまで、ありとあらゆる種類のカテーテルを涙ながらに突っ込まれた経験から、痛くなく安全で適切な尿道バルーンカテーテルの選び方を備忘録として記しておきます。 バルーンカテーテルを選択する上で重要なポイントは以下のとおり。 1、滅菌管理とバルーンの品質が万全な信頼性のあるメーカー製であること 感染は命に関わりますし、バルーンのバルブ不良は活動中に脱落して公衆の面前での大量失禁に繋がります。また、バルーンが縮まなくなると今度は抜去困難になってしまいます。ここは非常に重要なポイントです。 2、カテーテルのサイズが適切であること 僕が最初に救急で挿入されたカテーテルは18Frと太いものでした。尿道の損傷も酷く、留置中も尿道と前立腺の圧迫が強く、膀胱痙攣を繰り返す羽目になりました。 カテーテルのサイズは太い程、詰まりにくく短時間で排尿が完了しますが、尿道の負担や刺激は細い程少なくなります。普通の人なら14-16Frのサイズが適切かもしれません(きちんと担当の医師に相談して下さい)。私は、尿道狭窄がありバルーン留置中の痛みがひどいため担当の先生が12Frのカテーテルを入れてくれています。 3、バルーンのサイズ 膀胱に入ったカテーテルが抜けないように膀胱内で膨らますバルーンですが、これも大きいほど引っ張られても抜けにくいと言えます。 大体5-30ml程度の容量のものが用意されていますが、バルーンも大きい程前立腺への負担、膀胱への刺激が大きく違和感の原因になります。私は5mlのバルーンを使用しています。 バルーン内には必ず不純物の無い蒸留水を注入しましょう。空気だと自然に抜けてしまいますし、水道水や生理食塩水だと結晶が析出してバルーンの水が抜けなくなってしまう恐れがあります。 4、カテーテルの素材 安価なものはラテックス製です。生体親和性がやや劣り、アレルギー性があるので長時間留置には向きませんが、なにぶん安価なのでデイバルーン、ナイトバルーンといった短時間での使用には財布に優しい利点があります。 一方、シリコン製は高価ですが、長期間留置しても尿道への刺激や結石形成が少ない利点があります。 長期留置ならシリコン、アレルギーがなく短時間使用ならラテックスというところでしょうか。 5、2Way or 3Way 通常使用のバルーンカテーテルは尿が出るトンネルと、バルーンを膨らますトンネルの二つの穴があり2Wayです。 3Wayは排尿しながら、同時に薬剤を注入したり膀胱洗浄をしたりといった特殊な場合に用いるものです。 以上の観点から選んでいます。 とにかく、夜間のみの留置(ナイトバルーン)など短時間の使用でコストも抑えたい場合はこちら ただ、先端の穴の処理がすこしあまく挿入するときすこし気になります。
より信頼性のあるメーカーなら少し値段がアップしますがTOP社製のこちら
尿道が過敏だったり、長期留置が必要で膀胱結石が出来やすかったりする場合はシリコン製のこちら、というかお財布に余裕があれば絶対おすすめ。
尿道に優しい12Frのシリコン製でなおかつバルーンも5mlと負担が少ない、バルーンカテーテルデビュー用。
そして、なくては始まらないカテーテルプラグ、、カテーテルの栓です。 普段はプラグを差し込んでおけば、日常生活が普通通りに行なえます。 排尿時にはプラグを抜いてトイレで排尿します。
こちらの方が、やや太めで抜けにくいカテーテルプラグです。わたしはこちらを使用しています。
膀胱を痛めていたり、尿管逆流があって蓄尿袋が必要な場合はこちらのレッグバッグが便利。 ベルトも一つ付いていて、すぐにズボンの中で足に固定して気付かれずに療養可能です。
カテーテル、消毒、手袋、蓄尿バッグとカテーテル留置に必要な物品がすべてセットになっているものがこちら。
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僕のパンパンに腫れた前立腺を粗暴に揉みしだく先生。
声にならない叫びをあげながら、涙を流して耐える僕。 呼吸がとまったまま意識が遠のきかけた瞬間、ぬぷっと指を抜いて立ち去る先生。 カテーテルが刺さったままの尿道から、溢れる前立腺液を採取する看護師さん。 悪夢のような惨劇が、ぐるぐると頭の中で回っている。 燃えるような股間の痛みに湿布の冷たさが心地いい。 ようやく坐薬が効いて来たのか、なんとか動けそう、、。 ”すいません、もう大丈夫です” そろそろと、ベルトを締め直してベッドから起き上がってみる、、。 寝台に起き上がって 座った瞬間、、会陰部にじわっとした痛みが広がる。 ”もう少し休んでいったら??”看護師さんが 気遣ってくれるが、そう甘えてばかりもいられない。 なんとか立ち上がり、処方箋をもらって病院を後に。 次の予約は一週間後、、またマッサージだって。もう、しんどい。 |
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